法律の話(草稿)

法律は私たちを守るもの
 法律は私たちを義務で束縛するだけのものではありません。法律は憲法を基に私たちを守るためにあるものです。
 社会全体が共通理解をもち法律を遵守してこそ、日常生活が安全に円滑におくれるのです。「無法」や「共通理解のない理不尽な決まり」がどれだけ人類を苦しめてきたかは歴史をみれば明らかです。
 まだまだ不十分な点もありますが、法律は私たちの生活を守るためにあるものなのです。

弁護士の役割
 すべての法律が私たち自身に密接に絡んでいます。私たちに関係のない法律など何一つありません。しかしながら、私たちがすべての法律を熟知して日常生活を送ることはできません。そこで、法律を専門的に学んだ「法律のプロ・弁護士」がいるのです。
 どのような困りごと・トラブル・心配ごとが、どのような法律にのっとって解決の方向へ向かうのか、また、それらを未然に防ぐためにはどうすればよいのかを助言するのが弁護士の役割です。

「知らなかった…」では済まされない 
 法律を知らないばかりに、「とんでもないことをしてしまった」「権利が侵害されたままになっている」「もっとよい方法があったはずだ」などなど、自分だけで考えるには限界があります。憲法・民法・刑法・商法……、およそ2000もある日本の法律、これらの中から今必要な法律はどれなのかを探り出し、顔を合わせて思いのやりとりをしながら納得のゆくまで話し合い、調査し、膨大な判例などを参考にしながら、法律をどのように適用すべきなのかを考えるのが弁護士の仕事です。とてもAIなどにできる作業ではありません。

ずは相談を
 どんなことでもかまいません。気軽に相談してください。それが、皆さんにとっての大きな一歩になるかもしれません。お待ちしています。